江戸時代後半くらいから振袖を婚礼に使用するようになったが、
現在まさにその風情に心奪われ、花嫁を美しく演出している。
黒引き振袖:宝づくし
我が国の伝統的古典文様として広く伝えられ、
現代相通じる不変の要素を有している。
一つ一つの宝を言葉にすると
(1)衣 (2)食 (3)住 (4)文化 (5)経済
(6)知識 (7)心 (8)配る (9)女の (10)命
となります。
黒引き振袖:四季文様
日本には春夏秋冬があります。
様々な風情をかもし出し、この1年の中の様々な風情の中で、
幸せの日々を感じてほしい。
黒引き振袖:相良刺繍
ひと玉ひと玉を縫いとめながら表現していく相良刺繍は、
気の遠くなるような期間を経て出来上がり、
長い人生を歩き始める花嫁の応援歌といえるでしょう。
白引き振袖
花嫁の清純さを表現し、古典柄の格調ある風格で、
やさしさの中に格式をあらわしている。